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ドウダンツツジの育て方 植えつけ環境 日当たりの良い場所から半日陰の場所で育てるようにします。
夏の高温時の直射日光や西日にはできれば当たらない場所のほうがよいでしょう。
冬期は落葉し、耐寒性もあるので特に防寒を行う必要はありません。
肥料 肥料はチッソ分が多いと葉ばかり茂りすぎるので、その点を気をつけて油かすと骨粉を4:6くらいに混ぜたもの株元に施します。
時期は2月と9月の年2回です。
9月に与える肥料は少なめにします。
目安として2月の与える肥料が1としたら9月に与える肥料はその半分の量です。
植えつけ時期 植えつけは落葉期に行いますが、できれば厳寒期は避けます。
細かい根が広く張るので植え穴は大きめにして堆肥や腐葉土を混ぜ込んで深植えにならないよう地際の部分が少々高い位置に来るように山高に植え付けます。
害虫・消毒など カイガラムシは枝葉につきます。
薬剤が効きにくいので被害が小さい場合はこすり落として駆除します。
ハダニは葉裏に付いて吸汁します。
生育を阻害する上に被害が進むと葉の色がかすり状に抜けたようになり、そうなってしまうと葉がきれいに紅葉しません。
乾燥と高温の環境で発生しやすい害虫です。
アブラムシは春に項、暖かくなると発生し、茎葉について吸汁します。
いずれも定期的に薬剤を散布して予防しましょう。
剪定方法 剪定の適期は花後すぐです。
夏には翌春開花する花芽が作られるので、それ以降に枝を切ることは花芽ごと切り落とすことになり、翌年の花は少なくなります。
適期であれば大きく刈りこんでも翌年の開花に影響は少ないです。
剪定は特に必須ではなく、樹形を気にしなければ放任でも比較的花付きのよい樹木です。
自然に近い樹形を楽しみたい場合は、間延びした枝や枯れ枝、重なり合った枝など余計な枝を付け根から間引く程度の剪定にとどめます。
枝の間引きは枝分かれしている付け根で行います。
中途半端に残すと不自然な見た目になります。
ドウダンツツジ ドウダンツツジの特徴 秋の紅葉が非常に美しい! 西日本の一部を自生地とする落葉性の低木です。
強健で枝をばっさり切ってもよく芽吹き、大きさや高さをコントロールしやすいので公園や道路脇の植え込み、庭木などに幅広く利用されます。
枝が細かく分かれて葉っぱが密生するので上手に刈りこまれた株は美しいです。
見ごろカレンダー 4月 5月 春 夏 秋 冬 春に新しい芽が吹く頃に花を咲かせます。
花姿は白いつぼ型で枝から垂れ下がるようにたくさんつきます。
秋の紅葉は非常に美しく、季節ごとに楽しめる樹木です。
育てやすさチャート(推奨エリア:本土全域) 日向〜半日陰の植栽を推奨! ■植木のプロからのアドバイス 日陰だと枝が密生せずに粗くなり、秋の紅葉時期も葉は美しく色づきませんので注意が必要です。
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